こちらは、白玉粉を絶対にダマにしないで滑らかなぎゅうひを作る方法をお伝えする記事です。
アンパンなどに白玉粉で作った求肥(ぎゅうひ)を入れて「求肥入りのパン」を作りたい時もありますよね。

ダマがある求肥になっちゃうんです
よくあるお悩みですが、白玉粉を溶かす段階でダマが残っていては求肥に仕立てたときにダマが残ってしまいます。
白玉粉をダマにしないで溶かすのが大事です

白玉粉を絶対にダマにせずに溶かしてきれいな求肥を作る方法がありますよ。
また、求肥を電子レンジで簡単に作る方法も合わせてご紹介しますので、美味しい求肥入りのパンをお作りくださいね。
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白玉粉を絶対にダマにしないで溶かす方法
白玉粉を絶対にダマにしないで溶かす方法は次の通りです。
①材料
求肥作りのために、白玉粉を絶対にダマにしないで溶かしたい時は次の材料を用意しましょう。
材料 | 分量 |
白玉粉 | 50g |
水(←お湯はダメです) | 100g |
砂糖 | 50g |

②白玉粉に半量の水を入れる
全量の白玉粉に半量の水を加え、白玉粉に水を吸わせるようにゴムベラを押し付けるようにして白玉粉をこねます。

水を全部入れないんですね!

水を使ってくださいね。お湯ではダマになってしまいます

③白玉粉と水がペースト状になるまでよく混ぜる
この時、白玉粉の塊りが残らないようにしっかりゴムベラ使って粒を潰しましょう。
最初のうちは白玉粉がボロボロしている感じですが、段々と滑らかな状態になります。


水をもっと入れたくなります
水は足さないで半量だけで頑張って!

④根気よく水と白玉粉を練るように混ぜる
白玉粉が段々と水を吸ってしっとりとしてきます。

⑤白玉粉をペースト状にする
白玉粉の塊りが一つも残っていない状態になればOkです

⑥残りの水すべてを加えてペーストを溶き伸ばす

一度ペースト状にしてから水を足すのがポイントです

⑦白玉粉のペーストに残りの水をよく混ぜる
濃厚なミルクのような状態になります

これなら絶対にダマができません

⑧この段階で砂糖を加えてよく混ぜる

⑨砂糖が溶けたらザルなどで一度漉しながら、耐熱容器に入れる

⑩漉した後はザルに何も残らないのがBESTの状態

ここまでできたら次は、この白玉粉の液を電子レンジに掛けて求肥にしていきましょう。
パン作りの求肥を電子レンジで作る方法
これで白玉の液ができましたので、ここからはそれを電子レンジにかけてダマの無い求肥を作る方法をお伝えしますね。
⑩600W の電子レンジに2分かける

この時ボウルにふんわりとラップをかけて水分の蒸発を押さえましょう。
⑫白玉粉の生地をゴムベラでよく混ぜます

一部固体になっている白玉粉の生地をゴムベラでよく混ぜることで均一な状態にします。
⑬再びラップをかけて500Wの電子レンジに1分掛ける


今度は500W?
生地の状態にもよりますが、さっき2分かけた時かなり固体の部分が多かったのでW数を下げました。
⑭再びゴムベラでよく混ぜる

⑮白玉粉の生地が艶が出てつるっとした状態になるまでよく混ぜ続ける

⑯白玉粉をボウルの中でひとまとめにして片栗粉を振ったバットの上に取り出す

熱いので気を付けて!

ゴムベラから片栗粉の上に置くときは、ドレッジなどで送り出すようにすると良いですよ。
⑰取り出した白玉粉の生地の上に片栗粉を振る

手で触ってもベタベタしないように満遍なく片栗粉を振りましょう。
使うときは、ドレッジなどで適切な大きさにカットしてくださいね。
白玉粉を絶対にダマにしない方法はペーストにすること!
求肥入りのパンを作る時にはまず求肥を作る必要がありますが、この時に白玉粉がダマになってしまうお悩みをよく耳にします。
でも白玉粉に半量の水を加えてゴムベラでペースト状にしてから次の作業に進み、一度漉してから電子レンジにかければ、白玉粉は絶対にダマになりません。
ペースト状にするのがポイントね!

白玉粉を溶かすとき昔は指先で潰すという風に習いましたが、ゴムベラの方が簡単で指先についてしまうこともありません。
また求肥を作る時に鍋で火を通す方法もありますが、電子レンジを使う方が失敗も少なくまた鍋にくっついてしまうことによるの廃棄量も少なくなります。
ダマの無い白玉粉から美味しい求肥を作り、パン作りにお使いくださいね。
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