こちらの記事はパンこね台の選び方とおすすめ、そしてパン作りの講師である私の長年の愛用品をご紹介する記事です。
どれにしたらよいか迷っちゃいます
パンこね台は、ペストリーボードとかパンのし台とも呼ばれたくさんの種類がありますものね。
使いやすいパンこね台を選んで、大切に使えば一生ものの道具になるんですよ。
私も最初は選ぶ基準がわからないままにパンこね台を買い、うまくこねられずに何回も買い直した経験があります。
そうしてたどり着いたパンこね台は使い続けて20年近く経ち、これなら自信を持って皆様におすすめできる、と思えます。
パン作り歴27年パン教室を主宰して講師歴17年の私が上手にできるパンこね台の選び方とおすすめ、そして私の長年の愛用品をお伝えしますね。
上手にできる初めてのパンこね台のイチオシは安田木工所製パン・製菓ボード(人工大理石)です。
人工大理石製なのでお手入れが簡単でパン生地がくっつきにくく、上手にパン生地をこねられます。
サイズは43㎝×53㎝でパンをこねるのにちょうど良い大きさで、目盛りもあって成形のときに定規が要りません。
私も長年このパンこね台を使っていてその良さを実感している私の愛用品なのでイチオシです。
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パンこね台の選び方
パンこね台の選び方は次の4項目になります。
パンこね台の選び方は次の通りです。
材質
パンこね台の選び方の一つ目は材質です。
こね台の材質は主に次の5種類があります。
材質の種類 | パンのこねやすさ | お手入れ | 金額 | 注意点 |
天然大理石 | こねやすい | シミが出やすい | 高い | ①こね台が割れたり反ったりする ②パン生地が冷えやすい |
人工大理石 | こねやすい | 簡単 | 安い | 天然大理石ほどではないが冷えやすい |
木製 | パン生地が板につきやすい | 乾燥が必要 | 商品によって差がある | 表面加工していないものは特にくっつきやすいので打ち粉が必要 |
シリコンマット | こねにくい | 簡単 | 商品によって差がある | パンをこねていてパン生地を持ち上げる時に一緒にシリコンマットも持ち上がってしまう |
プラスチック | こねにくい | 簡単 | 安い | ①軽すぎるので、パンを捏ねていて動いてしまう ②変色しやすい |
私は今まで人工大理石と木製とシリコンの3種類を使った経験があります。
どれが一番良かったですか?
経験上、人工大理石が一番使いやすかったですよ。
天然大理石は重すぎるし割れると聞いて買う気になりませんでした。
木製は一時使っていたのですけど、表面加工されていないものだったのでパン生地がくっつきやすく、使い終わった後は乾燥が必要で手入れも大変でした。
そしてシリコンはパン生地を持ち上げるとマットも一緒にくっついて来てこねにくかったです。
人工大理石は、パン生地がくっつきにくく仕上がりも良くてお手入れも簡単です。
プラスチックのこね台は軽すぎて使いにくいので論外です
パンこね台の材質は人工大理石をおすすめします。
サイズ
パンこね台の選び方の二つ目はサイズになります。
おすすめは長い辺が50㎝くらいあるものです
パンをこねるときはそれくらいの大きさがある方がこねやすいですよ。
パンこね台を置くスペースは、作業スペースをテーブルにすると割と広めにとれますがキッチンの調理台等は案外と狭い場合が多いです。
なので、作業スペースに50㎝のこね台が置けない場合は、置けるものを選んでくださいね。
パンこね台のサイズは、長い方の辺が50㎝以上あるものがおすすめです。
目盛り
パンこね台の選び方の三つめは目盛りです。
パンこね台には円形のガイドやスケールなどの目盛りがあるものと無いものがあります。
おすすめは目盛りがあるものです。
目盛りはパンをこねる段階で必要ありませんが、こね台で成形をするときに目盛りがある方が簡単に成形ができますよ。
円形ガイドが特に嬉しい!
上手にできる初めてのパンこね台は目盛りがあるものを選びましょう。
滑り止めの突起
パンこね台の選び方の四つ目は滑り止めの突起です。
パンこね台には、「滑り止め」という名称で裏面の四つ角にプラスチックの突起が付いているものがあります。
この滑り止めの突起は、滑り止めとして一部機能するものがあるのですが、残念ながらほとんどが機能しません。
むしろ滑りやすいんです
滑り止めの突起があってテーブルを傷つけてしまうケースもあるくらいです。
こね台が滑る時はどうすればよいのですか?
私は滑り止めマットを使っていますよ。
滑り止めマットが無い場合は、布巾を濡らして固く絞ってパンこね台の下に敷いてみてください。
滑らずにパンをこねらます。
パンこね台は滑り止めの突起が無いものがおすすめです。
パンこね台のおすすめ
パンこね台のおすすめは次の3種類になります。
パンこね台のおすすめは次の通りです。
安田木工所 製パン・製菓ボード(人工大理石製)
パンこね台のおすすめの一つ目は、安田木工所 製パン・製菓ボード(人工大理石製)になります。
こちらは私の長年の愛用品です。
このパンこね台の材質は、人工大理石なのでパン生地がくっつきにくく、パンこねを上手にできますよ。
そしてお手入れも簡単で洗って拭けばOKです。
サイズは43×53㎝と大きめなのでパンをこねやすく、大きくパン生地を伸ばす成形方法の時もこのサイズなら十分でしょう。
目盛りもあって、成形のときに定規等が不要なので効率よく作業ができます。
滑り止めのプラの突起がついていないので、テーブルに傷を付けたりかえって滑ってしまうという心配もありません。
お値段はおすすめ3選の中で真ん中で、とてもコスパが良いです。
私は20年近くこのこね台を使ってますよ
ただ木製に比べるとパン生地が冷えやすいというのがちょっと残念です。
目盛りのある大き目の人工大理石のパンこね台でストレスなく上手にパンを捏ねたい方に安田木工所 製パン・製菓ボード(人口大理石製)をおすすめします。
cotta オリジナルペストリーボードS81690
上手にできる初めてのパンこね台のおすすめの二つ目は、cottaオリジナル ペストリーボードS81690になります。
このパンこね台は木製なのでパン生地を冷やさずにこねられますし、木のぬくもりがお好きな人にはぴったりですね。
またこちらは木製でも表面に加工がされていますので、無加工の木製のこね台よりパン生地はくっつきにくくなっています。
目盛りは円形のガイドもスケールもあるので、成形の時に便利ですよ。
お手入れはどうですか?
「木製」なので洗った後はよく乾燥させなければならず、お手入れに手がかかります。
サイズは42×42㎝で、こねの作業としては若干小さく感じるかもしれません。
お値段は他のおすすめのこね台に比べると倍以上するんです。
cottaオリジナル ペストリーボードS81690は狭いスペースでパンをこねたい、そして木製のパンこね台が良いという方におすすめです。
人工大理石専門店 I CRAFT Mサイズ人工大理石プレート純白
上手にできる初めてのパンこね台のおすすめの三つめは、人工大理石専門店 I CRAFT Mサイズ人工大理石プレート純白です。
こちらは人工大理石で、パン生地がくっつきにくくパン生地を上手にこねられます。
お手入れも簡単ですよ。
人工大理石が欲しいのだけれど、安田木工所の製パン製菓ボード<WS12401>では大きすぎるという場合にはこちらがよいでしょう。
サイズが38.6×43.6㎝で小さいのです。
また目盛りが無いので、成形の時はちょっと不便かもしれません。
人工大理石専門店 I CRAFT Mサイズ人工大理石プレート純白は、目盛りの無い人工大理石で小ぶりのパンこね台が欲しい方におすすめします。
一生もののパンこね台
パンこね台は無くてもパンは作れますが、衛生面や作業効率を考えると欲しい道具です。
電化製品と違って壊れませんから長く使えますよ
だからこそ失敗のない選択をしたいものですね。
パンこね台のイチオシは安田木工所 製パン・製菓ボード(人工大理石製)になります。
目盛りのある人工大理石でサイズはちょっと大きめの43×53㎝で、パン生地をこねやすいサイズです。
私も愛用品として長年このパンこね台を使っていて、使いやすさを実感しています。
お手入れは食器と同じように洗って拭けばよいので簡単です。
目盛りも付いているので、円形に伸ばすときや長さを計りたい時はとても便利に使えます。
こちらのパンこね台は一生ものの道具として使える割にリーズナブルなのでイチオシです。
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