美味しい焼き芋をオーブンレンジで簡単に作れたら嬉しいですね。
焼き芋は食感で分けるとねっとり系とホクホク系があって、サツマイモの種類やオーブンレンジの機能、焼き方によっても違ってきますよ。
以前焼き芋を作った時パサパサになっちゃいました
オーブンレンジによっては食材の水分が飛び過ぎちゃうものがありますからね。
ではさっそくパン作り歴27年パン教室を主宰して17年の私が、焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジをご紹介します。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジのイチオシはSharp AX-UA30です。
ヒーターを併用せず加熱水蒸気の熱だけで食材を焼けるウォーターオーブンなので、抜群に美味しい焼き芋が焼けるのです。
焼成温度の最高が250℃でハード系のパンを焼くのは物足りませんが、ソフト系のパンでしたらしっとりと美味しく作れます。
ウォターオーブンはお高いのですが、Sharp AX-UA30は価格は抑え気味でコスパのよいオーブンレンジなのでイチオシです。
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焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方は次の8項目になりす。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方は次の通りです。
サイズ(焼き芋・パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の一つ目はサイズです。
オーブンレンジを選ぶとき次の3つのサイズを確認する必要があります。
- 外寸
- 脚間寸法
- 設置寸法
外寸はわかるけど・・・
脚間寸法はオーブンの底面についている4つの脚の間隔で、この寸法と棚の大きさが合わないと棚に乗せられません。
また設置寸法は、オーブンの左右・背面・上部に空けなければいけない寸法で、これを守らないと火災の危険があります。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジは3つのサイズが合うものを選びましょう。
容量(焼き芋・パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の二つ目は容量です。
オーブンレンジの容量は家族の人数に応じて次の目安があります。
1人 | 20ℓ以下 |
2人 | 20~25ℓ |
3~4人 | 25~30ℓ |
5人 | 30ℓ以上 |
ただオーブンレンジの容量が小さければ内寸も小さくなり、人数だけでは決められない面もあります。
今使ってる20ℓは食パンが焼けません
上記は人数の目安なので、食パンを焼く方はお持ちの食パン型が入るかどうかも確認しましょう。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジはご家族の人数や作りたい物の大きさに合う容量のものを選んでくださいね。
段数(焼き芋・パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の三つ目は段数になります。
家庭用電気オーブンは1段か2段のものがほとんどです。
できれば2段をおすすめします
焼き芋だけを考えると1段で十分ですが、2段の方が一度にたくさんのパンやお料理ができます。
そして料理によっては上火を強くした方が良いもの逆に下火を強くした方が良いものがあるので、そんな時は2段のオーブンレンジが便利です。
お手入れ機能(焼き芋・パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の四つ目はお手入れ機能です。
オーブン庫内は油や調味料が結構飛び散りますから、それが残っていると次に使うときに匂い移りの原因にもなります。
久しぶりにオーブン庫内を拭いたら汚れていてびっくり!
理想は使用の都度、掃除するのが良いですよ。
お手入れ機能があれば汚れが付きにくく汚れも浮かせてくれるのでサッと拭けば大丈夫ですし、匂い移りも防げます。
でもオーブンによってはお手入れ機能が搭載されていないものもあるのです。
焼き芋やパンも他の食材の匂いが付いてしまっては美味しくできません。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジはお手入れ機能があるものを選びましょう。
焼成温度(焼き芋・パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の五つ目は焼成温度になります。
焼き芋もパンもそれぞれの焼成温度の目安があり次の通りです。
- 焼き芋:160~170 ℃
- ソフト系パン:160~200℃
- ハード系パン:200℃~300℃
焼き芋の焼成温度はどのオーブンレンジでも網羅されていますが、気を付けなければいけないのはハード系のパンの焼成温度です。
ハード系パンは焼成温度の50℃増しの温度で予熱が必要な場合があるので、上限温度の理想は350℃になります。
最高温度が高くなるほどオーブンレンジのお値段も高くなります
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの焼成温度は、焼き芋に関しては心配ないのでハード系のパンをどの程度焼きたいかによって決めましょう。
加熱水蒸気機能(焼き芋・パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の六つ目は加熱水蒸気です。
加熱水蒸気とは100℃を超える温度に加熱された水蒸気で、この加熱水蒸気を利用して食材を焼くと適度に潤って料理が美味しく仕上がります。
ソフト系パンはしっとりとして良く膨らみますし、ハード系パンは水蒸気を最初に使うと外皮がバリッと固くなります。
また焼き芋を焼くときは加熱水蒸気が焼き芋に触れると水に代わってしっとりと美味しくなるのです。
パサパサの焼き芋は美味しくないですよね
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジは加熱水蒸気機能があるものを選びましょう。
オートメニュー(焼き芋)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の七つ目はオートメニューです。
作りたい料理のオートメニューがオーブンレンジに内蔵されていれば、温度や焼き時間を設定せずにボタン一つで調理できます。
まずはオートメニューで焼き芋を焼いてみましょう。
おそらくねっとり系ではなくホクホク系に焼けるオーブンレンジが多いと思います。
ホクホク系がお好きな方はサツマイモは「紅あずま」が良いですよ。
私はねっとり蜜のある焼き芋が好きなんですけど・・・
もし、ねっとり系の焼き芋をご希望でしたら、「紅はるか」「シルクスイート」という品種を選んでオートメニューを使わずに
サツマイモをホイルにくるむ → 160℃2時間焼成 → タオルなどにくるんで1時間~1晩寝かせる
という方法で焼いてみてくださいね。かなりねっとりしますよ。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジは、ホクホク系の焼き芋が良い方や特にこだわらないかたは焼き芋のオートメニューがあるものを選びましょう・
スチーム発酵機能(パン)
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の八つ目はスチーム発酵機能です。
発酵ってパン作りのハードルを上げてる気がします・・・
そうですね、特にパン生地を乾燥させずに発酵させるのは難易度が高いですね。
そのお悩みはスチーム発酵機能があれば解決しますよ。
大体のオーブンレンジには発酵機能は付いていますが、スチーム発酵機能は付いているものと付いていないものがあります。
またスチーム発酵機能があっても温度設定の幅が狭いものが多いのですが、少なくとも30℃35℃の2つの温度設定ができれば十分です。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジはスチーム発酵機能(30℃・35℃)があるものをおすすめします。
焼き芋もパンも美味しくできるオーブンレンジのおすすめ
焼き芋もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジは次の3機種になります。
今回は焼き芋重視で選んでみました
焼き芋もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジは次の通りです。
いずれの3機種にも共通しているのは以下の3点です
- 加熱水蒸気機能あり
- お手入れ機能あり
- 焼き芋のオートメニューあり
Sharp AX-UA30
焼き芋もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジの一つ目はSharp AX-UA30です。
Sharp AX-UA30は加熱水蒸気の熱だけで食材を焼けるウォターオーブンヘルシオと呼ばれるもので、しっとりした抜群に美味しい焼き芋を焼けるんです。
普通の加熱水蒸気オーブンより美味しい焼き芋ができますよ
ウォターオーブンヘルシオは機能性が高いのでお値段も高めなのですが、このSharp AX-UA30は、そのウォーターオーブンの中でも一番お安い機種です。
ただお安い分デメリットもあります。
- 容量:22ℓ→ たくさんの料理が一度にできない
- 段数:1段 → 上火・下火どちらかを強くできない
- 焼成温度:100~250℃ → ハード系のパンは上手にできない
- スチーム発酵:35・40・45℃ → 30℃が無いので発酵温度を調整しずらい
おすすめ3選の中で一番お安いですね
たくさんの量は調理しないけれど、焼き芋にはこだりがあるので最高に美味しい焼き芋を焼きたい、パンはハード系は焼かないけれどソフト系は美味しく焼きたい、という方にSharp AX-UA30はおすすめです。
Panasonic NE-BS8A
焼き芋もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジの二つ目はPanasonic NE-BS8Aです。
Panasonic NE-BS8Aは人気のビストロオーブンレンジで、加熱水蒸気機能で美味しい焼きが芋ができます。
Sharp AX-UA30では容量が小さいし、機能的にももう少し上のランクのものが欲しいという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方にPanasonic NE-BS8Aはおすすめです。
Panasonic NE-BS8Aの特徴は次の通りです。
- 容量:30ℓ→ 一度にたくさんの料理ができる
- 段数:2段 → 上火・下火のどちらかを強くできる
- 焼成温度:70~300℃ → ハード系のパンもなんとか焼ける
- スチーム発酵:30・35・40・45℃ →発酵が簡単にできる
下記のToshiba ER-YD5000との違いは焼成温度のみで、Toshiba ER-YD5000の最高温度350℃には及びませんが300℃を設定できるのでハード系パンもなんとか焼けます。
おすすめ3選の中で真ん中の金額ですね
焼き芋もソフト系パンも美味しく焼きたいし、ハード系もそこそこ美味しく作りたい、そして量もたくさん作りたい方にPanasonic NE-BS8Aをおすすめします。
Toshiba ER-YD5000
焼き芋もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジの三つ目はToshiba ER-YD5000です。
焼き芋もソフト系パンも美味しく焼きたい、そしてそれだけでなくハード系もかなり本格的に焼きたい方には上記おすすめの2機種は物足りないかもしれません。
Toshiba ER-YD5000は加熱水蒸気機能があるので焼き芋もソフト系パンも美味しく焼けます。
更に焼成温度を350℃まで上げられるので、ハード系パンも最高に美味しく焼けるのです。
Toshiba ER-YD5000の特徴は次の通りになります。
上記のPanasonic NE-BS8Aとの違いは焼成温度のみです。
- 容量:30ℓ→ たくさんの料理ができる
- 段数:2段 → 上火・下火どちらかを強くできない
- 焼成温度:70~350℃ → ハード系のパンも抜群に美味しくできる
- スチーム発酵:30・35・40・45℃ →発酵が簡単にできる
さすがにおすすめ3選の中で一番お高いですね
焼き芋は勿論美味しく作りたい、ソフト系もハード系も最高に美味しいパンを焼きたい方にToshiba ER-YD5000はおすすめです。
焼き芋は低温でじっくりが甘さの秘密
焼き芋もパンも美味しく焼けるオーブンレンジをご紹介してきました。
今回は焼き芋が美味しく焼けるという面を重視してオーブンレンジを選んだ結果私のイチオシはSharp AX-UA30です。
Sharp AX-UA30はウォターオーブンヘルシオなので加熱水蒸気だけで抜群に美味しい焼き芋が焼けます。
焼成温度の最高が250℃のためソフト系パンは美味しく焼けますが、ハード系パンはイマイチです。
ハード系パンはあまり焼かないので特にこだわりがない、でも焼き芋とソフト系パンは抜群に美味しく作りたい方にSharp AX-UA30をおすすめします。
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