2024年に東芝の加熱水蒸気オーブンレンジER-YD3000が機種変更され、新たにER-D3000Aが発売されました。
こちらは新型のER-D3000Aと旧型のER-YD3000の違いを比較する記事です。
パン作りはどちらが向いてますか?
そうですよね、そこはとても気になるところですね。
パン作り歴27年、パン教室を主宰して17年の講師の私が、東芝のオーブンレンジの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いを比較してどちらがパン作りに向いているか、についてもご説明しますね。
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東芝石窯ドームER-D3000AとER-YD3000 パン作りはどっちがおすすめか
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の両機種を比較した結果、パン作りに関しては全く違いがありません。
パン作り以外の機能で新機種に追加されたものはありますが、パン作りに関わる発酵と焼成の機能は今までと全く同じです。
選ぶとき何を決め手にすればよいですか?
追加された新しい機能がご自身にとって必要かどうか、また価格などを元に決めると良いですね。
では具体的に芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いを比べてみましょう。
東芝石窯ドームER-D3000AとER-YD3000の違い
東芝石窯ドームの新型ER-D3000A と旧型ER-YD3000の違いは次の4項目になります。
東芝石窯ドームの新型ER-D3000A と旧型ER-YD3000の違いは次の通りです。
グラタン機能(石窯お任せ焼き)の有無
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いの一つ目は、グラタン機能(石窯お任せ焼き)です。
東芝石窯ドームの新機種ER-D3000Aにはグラタン機能(石窯お任せ焼き)が追加されました。
グラタンってオーブンで一番よく作る料理です!
東芝石窯ドームには「石窯お任せ焼き」という、食材を並べてあとはスタートボタンを押せば手軽に本格料理が仕上がる機能があります。
今までは鶏肉・豚肉・牛肉・魚・野菜が石窯お任せ焼きの具材でしたが、今回新機種のER-D3000Aにはそこにグラタンが追加されたのです。
石窯お任せ焼きでグラタンを簡単に焼きたい方は、新機種ER-D3000Aが良いですね。
総レシピ数・自動メニュー数
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いの二つ目は、総レシピ数・自動メニュー数です。
(新)ER-D3000A | (旧)ER-YD3000 | |
総レシピ数 | 200 | 197 |
自動メニュー数 | 119 | 114 |
新機種は総レシピ数も自動メニュー数もちょっと増えたんですね
トーストの焼き上げ時間
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いの三つ目は、トーストの焼き上げ時間です。
東芝石窯ドーム新型ER-D3000Aは旧型ER-YD3000に比べるとトーストの焼き上げ時間が長くなりました。
(新)ER-D3000A | (旧)ER-YD3000 | |
トースト | 約7分20秒 | 約5分30秒 |
冷凍トースト | 約9分20秒 | 約7分30秒 |
スチームトースト | 約9分20秒 | 約7分50秒 |
トーストにしては時間が長いですね💦
そうなんです。新型ER-D3000Aにしても旧型のER-YD3000にしても、トーストにかかる時間は長いと思います。
トーストはオーブントースターで焼く方が早いですよ
価格
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いの四つ目は、価格です。
型落ちのER-YD3000は新型ER-D3000Aと機能的には大きな差はありませんが、定価からかなり値引きされています。
コスパ抜群ですね!
旧型ER-YD3000は、新機種にこだわらないそしてコスパ重視の方におすすめします。
東芝石窯ドームER-D3000AとER-YD3000の共通機能
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能は次の8項目になります。
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能は次の通りです。
サイズ(パン・料理)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の一つ目はサイズで、幅498㎜×高さ396㎜×奥行399㎜になります。
奥行399㎜は業界最小のコンパクトサイズです
オーブンレンジはキッチン家電の中でも比較的場所をとるものですが、この大きさは薄型コンパクトなのでキッチンですっきり収納できます。
容量と段数(パン・料理)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の二つ目は容量と段数で、30L2段です。
容量によって賄えるおおよその人数の目安があります。
~20L | 1人 |
20~25L | 2人 |
25~30L | 3~4人 |
30L~ | 5人以上 |
また、当然1段より2段のオーブンレンジの方が一度にたくさんのお料理ができます。
2段のオーブンレンジは、たくさんのパンを一度に焼くときも焼成を2回に分ける必要もなく発酵の調整もいらないので簡単ですよ。
加熱方式(パン・料理)
東芝石窯ドーム新型ER-D3000A と旧型ER-YD3000の共通機能の三つ目は加熱方式で、熱風コンベクションになります。
加熱方式には熱風コンベクションと、上下段ヒーター式の2種類があるのです。
どっちがいいんですか?
熱風コンベクションは、ヒーターだけでなくファンが付いているので焼きムラが無く食材を焼けますよ。
しかも東芝の石窯ドームは上部のヒーターがドーム型になっているので熱が対流して食材が美味しくなるのです。
焼成温度(パン・料理)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の四つ目は焼成温度で、100~300℃です。
300℃で5分運転した後は自動的に240℃に切り替わります。
300℃まで上がればハード系パンも焼けますよ
加熱水蒸気機能(パン・料理)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の五つ目は加熱水蒸気機能です。
加熱水蒸気オーブンは、スチームオーブンの進化版で100℃以上の水蒸気の熱で食材を焼く機能があるオーブンで、各メーカーの上位機種についている機能になります。
食材から余分な水分を失わせずにしっとりと美味しく焼けるのでおすすめです。
絶対加熱水蒸気オーブンが欲しいです!
また加熱水蒸気機能があると、ハード系パンの蒸気焼成も簡単に上手にできるのでハード系のパンを美味しく焼きたい方には必須の機能になります。
お手入れ機能・庫内コーティング(パン・料理)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の六つ目はお手入れ機能・庫内コーティングで、次の通りです。
- 手間なしお手入れコース
- 庫内乾燥コース
- 庫内のセラミックコート
お手入れコースがないオーブンやコーティングされてないものもありますよ
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000はオーブンの庫内にコーティングがされていますし、お手入れのコースがあるので楽にお掃除ができます。
石窯お任せ焼き(料理)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の七つ目は石窯お任せ焼きです。
石窯お任せ焼きは肉・魚・野菜に下味をつけて天板に並べてスタートボタンを押せば本格的な料理が簡単にできる機能です。
共働きの私に嬉しい機能です
新機種のER-D3000Aにグラタン機能が追加されたのは前述の通りです。
発酵・スチーム発酵機能(パン)
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通機能の八つ目は発酵・スチーム発酵機能です。
両機種とも発酵は30・35・40・45℃、スチーム発酵は40℃になります。
40℃のスチーム発酵って温度が高くないですか?
そうですね、確かに40℃はパンの発酵温度としては高いですが、スチーム発酵はパン作りにはとっても便利な機能になります。
なので、乾燥を防ぐためにスチーム発酵のボタンを押してオーブン庫内に蒸気を充満させたら一度スイッチを切って様子を見てくださいね。
グラタンをお任せで料理したい人にはER-D3000Aがおすすめ
東芝石窯ドームの新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の違いを比較して、パン作りにはどちらがおすすめかを見てきました。
パン作りの機能に関しては双方とも差は全くありませんので、どちらを選んでも同じです。
他の機能の比較で選ぶんですよね
他の機能で最も大きな違いは、新型のER-D3000Aの「石窯お任せ焼き」の機能に「グラタン機能」が追加されました。
なので、オーブンでグラタンをたびたび焼く方にはER-D3000Aがおすすめです。
また、新機種にはこだわらない、同じような機能であれば値引きされてコスパが良いものが欲しいという方にはER-YD3000をおすすめします。
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