こちらの記事では、パンこねもできるフードプロセッサーについてご紹介します。
フードプロセッサーは、あっという間に食材をみじん切りにしたり混ぜたりお料理の効率を格段に良くしてくれます。
そのうえパン捏ねまでできたら最高ですよね。
でも、すべてのフードプロセッサーがパンをこねられるわけではありませんよ
パン作り歴27年、パン教室を主宰して17年の講師の私がパンこねもできるフードプロセッサーについて選び方とおすすめのご紹介をします。
私のイチオシはクイジナートDLC-192Jになります。
こちらはパワーと耐久力が他社のフードプロセッサーに比べて抜きんでているのです。
私はパン教室主宰ですので、業務用のクイジナートのフードプロセッサーを愛用しています。
このDLC-192Jは家庭用ですが、モーターは私の愛用品の業務用と同じものが使われているのです。
パンこねが終わった後は、モーターに適度な予熱があるのでフードプロセッサーにセットしたままで一次発酵もできるので便利ですよ。
私もクイジナートのフードプロセッサーを20年近くも故障もなく快適にに使えたことを考えると、買うときは多少お高くでも「元は取った」と心底思います。
パンこねもできるフードプロセッサーを探している方にはクイジナートDLC-192Jがおすすめです。
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パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方は次の5通りです。
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方は次の通りです。
パン用の羽根の有無
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の一つ目はパン用の羽根の有無です。
フードプロセッサーには何種類ものの刃(ブレート)があり、そのブレードを取り替えて刻む・おろす・こねるなどの作業を行います。
フードプロセッサーによっては切り刻むブレードはあってもパンをこねる用のブレードが付いていないものがあります。
「パン用の羽根」がないフードプロセッサーはパン生地は上手にこねられません。
パンこねもできるフードプロセッサーを探している方はパン用の羽根の有るものを選びましょう。
フープロの普通の刃でパンはこねられないんですか?
普通の刃でこねてみると一応パン生地はできます。
時折「普通の刃でパン生地をこねてパンができました!」というご報告をされている情報を目にします。
でも、そのパン生地はグルテンが断ち切られているのです。
もしフードプロセッサーの普通の刃でパンを捏ねた場合、見た目は捏ね上がったパン生地と同じになったとしても膨らみの悪いパンとなってしまいますよ。
それは食感の違いとなってパンの味にも影響があるのです。
せっかく手間と時間をかけてパンを作るのですから美味しいパンを作りたいですよね。
フードプロセッサーを選ぶ段階で「パン用の羽根」があるものを選べば「フープロで作ったパンは膨らまない」というお悩みから解放されます。
調理可能な量
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の二つ目は調理可能な量です。
フードプロセッサーの調理可能な量は容積(L)や重さ(g)で表示されています。
フードプロセッサーをパン作りにも利用する場合は最低でも1.9Lまたは300gが必要です。
1.9Lと聞くと大きいように感じますが、調理できる食材の量を例に挙げると次の通りです。
- パン生地…300g(1斤分)
- 肉や野菜…400g(玉ねぎ2個分)
これは3~4人分にあたります
また食材の量に対してフードプロセッサーが大きすぎる場合は、食材が刃に当たらず空回りして上手に調理できません。
よってご家庭でパンこねも簡単にできるフードプロセッサーを選ぶときは1.9Lまたは300~400gでちょうどよいでしょう。
もしも、もっとたくさんの量をこねたい場合は業務用のフードプロセッサーかパンこね機の方がよいですね
サイズと重量
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の三つ目はサイズと重量になります。
フードプロセッサーは重いものが多いので、あまり高い位置には収納しない方が良いですね。
しっかりしたものほど重い傾向があります
置く場所を決めて合うサイズを選びましょう。
スイッチの形態
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の四つ目はスイッチの形態です。
フードプロセッサーのスイッチには主に次の3つのタイプがあります。
スイッチの形態 | タイトル |
レバーを上下させる | クイジナート社 |
ダイヤルを回す | 山本電機 |
フードプロセッサーの上部を押す | レコルト、パナソニック |
個人的にはクイジナート社が採用しているレバー式がおすすめです。
レバーを上下させるスイッチは操作が簡単で故障も少ないように思います
ワークボウルの素材
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の五つ目はワークボウルの素材です。
ワークボウルの素材は主に次の3種類でそれぞれ次のような特徴があります。
ボウルの素材 | 長所 | 短所 |
プラスチック | ・中が見える ・軽い | ・傷がつく ・変色する ・耐久性が悪い |
ステンレス | ・耐久性がある ・熱いものを入れられる ・軽い ・匂いや色が移りにくい | ・中身が見えにくい |
ガラス | ・中身が見える | ・匂いや色が付きにくい ・重い |
このようにそれぞれ一長一短がありますが、総合的に考えるとプラスチック製がおすすめです。
私は食材をみじん切りやペーストにするときに、プラスチックのワークボウルの側面を見てその中身の状況を確認しながらすすめます。
中身の何を確認するんですか?
ワークボウルの上の方と下の方では食材の細かくなる度合が違い、上の方は粗く下の方は細かくなりがちです。
私は途中でへらで上下をかえしますよ
ステンレス製は側面が見えないので気が付くと下の方が細かすぎたりします。
またパン生地はそれ自体が重いのでガラス製はより重くなってしまいます。
よって使い勝手を重視したい方にはプラスチック製をおすすめします。
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめ3選
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめは次の3種類です。
次のいずれもパンを捏ねられる羽根が付いています。
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめは次の3つです。
クイジナートDLC-192J
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめ一つ目はクイジナートDLC-192Jです。
クイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jは抜群のパワーと耐久性があります。
クイジナートフードプロセッサーの業務用と同じモーターを使っているのでとにかくパワーが抜群です。
パン生地は重いですが難なくこねられますし、肉をミンチにするのも簡単です。
他にはない薄切りと細切りができるっても嬉しい!
ワークボウルがプラスチック製なので軽く、また側面を見て進み具合を確認できるのでちょうどよいところで止められます。
反面、プラスチックのボウルなので色移りや匂い移りが気になりますが、使用の都度綺麗に洗ってお手入れをすれば問題ありませんよ。
プラスチックは仕方ないですね
パワーと耐久性があって使い勝手の良いフードプロセッサーを探してる方にはクイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jがおすすめです。
山本電機 MICHIBA MB-MM56
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめ二つ目は山本電機 MICHIBA MB-MM56です。
山本電機は家電や自動車モータの世界的シェアをもつ会社なので、フードプロセッサー MICHIBA MB-MM56はパワーに定評があります。
しかも普通のフードプロセッサーでは禁止されている液体も固い食材も使え、調理の幅がひろがるでしょう。
フープロでバナナジュースでもできるし、コーヒー豆も挽けるんですね!
またダイヤル式のスイッチで毎分800回転から3000回転まで無断階にスピードが調節ができます。
ワークボウルの素材がステンレスなので耐久性はあるのですが、中の様子を側面から見えず上からしか見えません。
山本電機 MICHIBA MB-MM56は、パワーがあるフードプロセッサーで液体も固い食材も調理したい方、ステンレスのワークボウルを使いたい方におすすめです。
レコルト フードプロセッサー コンボ
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめの三つ目はレコルト フードプロセッサー コンボです。
レコルト フードプロセッサー コンボは多機能で普通のフードプロセッサーが禁止をしている液体や固い食材を扱えて、パンもこねられます。
価格はおすすめ3選の中で一番お安いです。
ちゃんとしたフープロなのにお安い!
また容量が1000mlあり、とても多くの食材を調理できるのです。
そしてボウルはステンレスとクリアボウルの2種類が付いているので使い分けができます。
ただ音が静音とは言いずらいのと野菜のカット後の大きさにばらつきがあるようで、その点が気になるところです。
レコルト フードプロセッサー コンボは、ちゃんとしたフードプロセッサーでお値段をおさえたものが欲しい方、ステンレスボウルとクリアボウル(プラ)の両方を使い分けたい方におすすめします。
上記3機種の主な機能を比較してみますね。
クイジナートDLC-192J | 山本電機 MICHIBA MB-MM56 | レコルト フードプロセッサー コンボ | |
ワークボルの素材 | プラスチック | ステンレス | プラスチック・ステンレス |
付属ブレード | 切る・刻む、こねる・まぜる、薄切り、細切り、おろしす | 刻む、砕く、する、混ぜる、曳く、泡立てる、こねる、おろす | 刻む・混ぜる・練る・つぶす・砕く・泡立てる・こねる |
調理可能な量 | 肉のミンチ400g、玉ねぎのみじん切り400g、パンこね300g | 固体300g、液体500cc | 1000cc |
重量 | 5.1Kg | 3.1kg | 約1.4kg |
サイズ | 幅17,7×奥24.8×高35.0cm | 幅21×奥行16cm×高25× | 幅17.0 × 奥行17.0 × 高23.5cm |
パナソニックのフードプロセッサーにご注意を
今回私のおすすめ3選にはありませんが、パナソニックのフードプロセッサーが良いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
でもその場合は、最新の機種ではなく一つ前の機種MK-K81またはMK-K61を選んでくださいね。
なぜならパナソニックのフードプロセッサーの最新機種のMK-82、MK-62にはパンこね用の羽根が搭載されておらずパンを捏ねられないからです。
MK-81 とMK-61は何が違うんですか?
MK-61のアタッチメントにスライサーのカッターはありませんがMK-81にはついていますよ。
なので薄切りと千切りもフードプロセッサーでしたい方はMK-81 を選んでくださいね。
ただ上記の機種も在庫がいつまであるかわかりませんし、また万が一故障の時の対応期間にも限りがあると思います。
パナソニックをご購入されるかたはその点をご注意くださいね。
パン捏ねもできるフードプロセッサーのおすすめ
パン捏ねもできるフードプロセッサーのおすすめをご紹介してきました。
私のイチオシはクイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jです。
クイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jは数あるフードプロセッサーの中でパワーと耐久性が抜群です。
またフードプロセッサーの機能としては珍しい薄切りと細切りのアタッチメントがあってとても助かります。
そしてワークボウルがプラスチックなので色移りなどが気になるところではありますが、それを差し引いても中身を確認しやすいのが良いところです。
フードプロセッサーの中では値が張る方ですが、私は20年近く故障なく使えてきたと思うとコストパフォーマンスはとっても良いと思っています。
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