フードプロセッサーは、あっという間に食材をみじん切りにしたり混ぜたりお料理の効率を格段に良くしてくれます。
そのうえパン捏ねまでできたら最高ですよね。
でも、すべてのフードプロセッサーがパンこねをできるわけではありませんよ

そこでパンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめをご紹介いたします。
私のイチオシはクイジナート DLC-192Jです。
クイジナート社のフードプロセッサーはパワーと耐久性が他に比べて抜きんでています。
このDLC-192Jは家庭用に作れられているのですが、業務用のモーターと同じものが使われているのでとても丈夫です。
クイジナートDLC-192Jにはパンこね用の羽根(ブレード)が付いているのでパン作りもできます。
パンをこね終わった後は、モーターの適度な余熱があるのでフードプロセッサーにセットしたままで一次発酵もできるので便利ですよ。
私もクイジナートのユーザーで20年近く故障も無く快適に使えたことを考えると、買うときは多少お高くても「元は取った感」がハンパなくあります。
パン捏ねもできるフードプロセッサーを探している方にはクイジナート DLC-192Jをおすすめです。
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方は次の5通りです。
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方は次の通りです。
パン用の羽根があるか
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の一つ目はパン用の羽根があるかです。
フードプロセッサーには刃やプレートがあり、そのアタッチメントを取り替えて刻む・おろす・こねるなどの作業を行います。
「パン用の羽根」がないフードプロセッサーはパン生地を捏ねられません。
パンこねもできるフードプロセッサーを探している方はパン用の羽根があるかどうかを確認しましょう。

フープロの普通の刃でパンはこねられないんですか?
普通の刃でパンを捏ねるとグルテンが断ち切られてしまいます。
もしフードプロセッサーの普通の刃でパンを捏ねた場合、見た目は捏ね上がったパン生地と同じになったとしても膨らみの悪いパンとなってしまいますよ。
調理可能な量
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方のニつ目は調理可能な量です。
フードプロセッサーの調理可能な量は容積(L)や重さ(g)で表示されています。
フードプロセッサーをパン作りにも利用する場合は最低でも1.9Lまたは300gが必要です。
1.9Lと聞くと大きいように感じますが、調理できる食材の量を例に挙げると
- パン生地…300g(1斤分)
- 肉や野菜…400g(玉ねぎ2個分)
になります。
これは3~4人分にあたります

またフードプロセッサーが大きくて食材が少なすぎる場合は、空回りして上手に調理できません。
よってご家庭でパンこねも簡単にできるフードプロセッサーを選ぶときは1.9Lまたは300~400gでちょうどよいでしょう。
もしも、もっとたくさんの量をこねたい場合はパンこね機の方がよいですね
↓
パン作り初心者におすすめのパンこね機3選
サイズと重量
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の三つ目はサイズと重量です。
フードプロセッサーは重いものが多いのでできれば据え置いて使えるとよいですね。
しっかりしたものほど重い傾向があります

置く場所を決めて合うサイズを選びましょう。
スイッチの形態
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の四つ目はスイッチの形態です。
フードプロセッサーのスイッチには主に次の3つのタイプがあります。
スイッチの形態 | 採用している主なメーカー |
レバーを上下させる | クイジナート社 |
ダイヤルを回わす | 山本電機 |
フードプロセッサーの上部を押す | レコルト・パナソニック |
個人的にはクイジナート社が採用しているレバー式がおすすめです。
レバーを上下させるスイッチは操作が簡単で故障も少ないように思うからです。

ワークボウルの素材
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーの選び方の五つ目はワークボウルの素材です。
ワークボウルの素材は主に次の3種類でそれぞれ一長一短があります。
ボウルの素材 | 長所 | 短所 |
プラスチック | 中身が見える 軽い |
傷がつく |
ステンレス | 耐久性がある 熱いものを入れられる 軽い 匂いや色が移りにくい |
中身が見えにくい |
ガラス | 中身が見える | 匂いや色が移りにくい 重い |
私は食材をみじん切りにしたりパンを捏ねるときに、ワークボウルの側面を見てその中身の進捗状況を確認しながらかけ過ぎないように注意しています。
なぜなら、ワークボウルの上の方と下の方では食材の細かくなる度合が違うからです。
ステンレス製は側面が見えないのでそれができません。

やりすぎてドロドロにしたことが何度もあります
またパン生地はそれ自体が重いのでガラス製ではより重くなってしまいます。
よって使い勝手を重視したい方にはプラスチック製をおすすめします。
お菓子作りを良くする方はスタンドミキサーもよいかもしれませんね
↓
パン捏ねもお菓子作りもできるスタンドミキサーのおすすめ3選
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめ3選
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめは次の3種類です。
次のいずれもパンを捏ねられる羽根が付いています。
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめは次の3つです。
クイジナートDLC-192J
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめ一つ目はクイジナートDLC-192Jです。
クイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jは抜群のパワーと耐久性があります。
クイジナートには業務用のフードプロセッサーもあるのですがそれと同じモーターを使っているのでとにかくパワーが抜群です。
パン生地は重いですが難なくこねられますし、肉をミンチにするのも簡単です。
また他のフードプロセッサーには無い「薄切り」と「細切り」があるのも調理器具としては大変助かります。

クイジナート、ってブランドがかっこいいのよね
ワークボウルがプラスチック製なので軽く、また側面を見て進み具合を確認できるのでちょうどよいところで止められます。
反面、プラスチックのボウルなので色移りや匂い移りが気になりますが、使用の都度綺麗に洗ってお手入れをすれば問題ありませんよ。
パワーと耐久性があって使い勝手の良いフードプロセッサーを探している方にはクイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jがおすすめです。
クイジナートの基本的なスペックは次の通りです。
項目 | 内容 |
付属ブレード | 「切る・刻む」「こねる・まぜる」「薄切り」「細切り」「おろし」 |
調理可能な量 | 肉のミンチ400g、玉ねぎのみじん切り400g、パンこね300g |
消費電力 | 300W |
定格時間 | 10分 |
回転数 | (回/分)約1500~1800(無負荷時) |
重量 | 5.1Kg |
サイズ | 幅177×奥248×高350mm |
山本電機 MICHIBA MB-MM56
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめ二つ目は山本電機 MICHIBA MB-MM56です。
山本電機は家電や自動車モータの世界的シェアをもつ会社なので、フードプロセッサー MICHIBA MB-MM56はパワーに定評があります。
しかも普通のフードプロセッサーでは禁止されている液体も固い食材も使え、調理の幅がひろがるでしょう。

フープロでバナナジュースでもできるし、コーヒー豆も挽けるんですね!
またダイヤル式のスイッチで毎分800回転から3000回転まで無断階にスピードが調節ができます。
ワークボウルの素材がステンレスなので耐久性はあるのですが、中の様子を側面から見えず上からしか見えません。
山本電機 MICHIBA MB-MM56は、パワーがあるフードプロセッサーで液体も固い食材も調理したい方、ステンレスのワークボウルを使いたい方におすすめです。
山本電機 MICHIBA MB-MM56の基本的スペックは次の通りになります。
項目 | 内容 |
付属ブレード | 刻む、砕く、する、混ぜる、曳く、泡立てる、こねる、おろす |
調理可能な量 | 固体300g、液体500cc |
消費電力 | 140W |
定格時間 | 固体20分:液体1分 |
回転数 | 800~3000回転/分 |
重量 | 3.1kg |
サイズ | 幅21cm×高25cm×奥行16cm |
レコルト フードプロセッサー コンボ
パンこねも簡単にできるフードプロセッサーのおすすめの三つ目はレコルト フードプロセッサー コンボです。
レコルト フードプロセッサー コンボは多機能なのに金額が抑えられています。
普通のフードプロセッサーが禁止をしている液体や固い食材を扱えて、パンもこねられる等いろいろな機能があるにもかかわらずお値段が約1万円です。

ちゃんとしたフープロなのにお安い!
また容量が1000mlあり、とても多くの食材を調理できるのです。
そしてボウルはステンレスとクリアボウルの2種類が付いているので使い分けができます。
ただ音が静音とは言いずらいのと野菜のカット後の大きさにばらつきがあるようで、その点が気になるところです。
レコルト フードプロセッサー コンボは、ちゃんとしたフードプロセッサーでお値段をおさえたものが欲しい方、ステンレスボウルとクリアボウル(プラ)の両方を使い分けたい方におすすめします。
レコルトフードプロセッサーの基本的なスペックは次の通りです。
項目 | 内容 |
付属ブレード | 刻む・混ぜる・練る・つぶす・砕く・泡立てる・こねる |
調理可能な量 | 1000cc |
消費電力 | 300W |
定格時間 | ブレード:1分 こねパーツ・泡立てパーツ:4分 共通:動作後約30分以上休止 |
回転数 | 刻む…約3500回転/分、こねる…約3500回転/分 |
重量 | 約1.4kg |
サイズ | 約 W17.0 × D17.0 × H23.5cm(本体・クリアボウル・ボウルカバーセット時) |
パナソニックのフードプロセッサーにご注意を
今回私のおすすめ3選にはありませんが、パナソニックのフードプロセッサーが良いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
でもその場合は、最新の機種ではなく一つ前の機種MK-K81またはMK-K61を選んでくださいね。
なぜならパナソニックのフードプロセッサーの最新機種のMK-82、MK-62にはパンこね用の羽根が搭載されておらずパンを捏ねられないからです。

MK-81 とMK-61は何が違うんですか?
MK-61のアタッチメントにスライサーのカッターはありませんがMK-81にはついていますよ。
なので薄切りと千切りもフードプロセッサーでしたい方はMK-81 を選んでくださいね。
ただ上記の機種も在庫がいつまであるかわかりませんし、また万が一故障の時の対応期間にも限りがあると思います。
パナソニックをご購入されるかたはその点をご注意くださいね。
パン捏ねもできるフードプロセッサーのおすすめ
パン捏ねもできるフードプロセッサーのおすすめをご紹介してきました。
私のイチオシはクイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jです。
クイジナートのフードプロセッサーDLC-192Jは数あるフードプロセッサーの中でパワーと耐久性が抜群です。
またフードプロセッサーの機能としては珍しい薄切りと細切りのアタッチメントがあってとても助かります。
そしてワークボウルがプラスチックなので色移りなどが気になるところではありますが、それを差し引いても中身を確認しやすいのが良いところです。
フードプロセッサーの中では値が張る方ですが、私は20年近く故障なく使えてきたと思うとコストパフォーマンスはとっても良いと思っています。
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