低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方とおすすめ

オーブンレンジで低温調理ができたら嬉しいですね。

そうですよね、せっかくオーブンレンジを買うならパンも低温調理も美味しく作れるものが欲しいですよね。

でも、低温調理ができるオーブンレンジは限られています。

パン作り歴27年、パン作りの講師歴17年の私が低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジをご紹介しましょう。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジのイチオシはPanasonic NE-BS8Cです。
焼成温度は70℃から、スチーム料理は60℃から設定できるので美味しい低温調理ができます。
また加熱水蒸気機能でソフト系パンはフワフワに膨らみ、最高温度が300℃に上がるのでハード系パンも焼けるんです。
そして低温調理ができるオーブンレンジの中でお手頃価格なのでおすすめします。

「本記事ではアフィリエイト広告を利用しています」

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方は次の10項目になります。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方は次の通りです。

サイズ（低温調理・パン）

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の一つ目はサイズです。

まず外寸が予定の場所に収まるか計ってみましょう。

次にオーブンの裏側に付いている4つの脚の間隔である脚間寸法を調べ、置く予定の棚に収まるか計ってくださいね。

そして最後に設置寸法は火災防止の観点からオーブンの左右・上部・背面に設けるべき空間ですので、その空間が確保できるかを確認してください。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジは上記3つのサイズが合うものを選びましょう。

容量(低温調理・パン)

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の二つ目は容量です。

家庭用オーブンレンジには20ℓ~31ℓのものがあり、家族の人数によって目安があります。

人数の他に、どのようなものを作りたいかも大切になります。

いつかは鳥の丸焼きのように大きなものに挑戦したいなら大きめのオーブンレンジがよいですね。

また、手持ちの食パン型が入るかどうかも確認してくださいね。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジは、家族の人数に合うもの、作りたいものが可能な容量を選びましょう。

段数(低温調理・パン)

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の三つ目は段数になります。

家庭用オーブンレンジは1段または2段のものがほとんどです。

2段の方がたくさんの調理を一度にできるのでいざというときに便利ですよ。

またレシピによっては「上段で」とか「下段で」とか指定されるものもあります。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジは2段のものがおすすめです。

スチーム機能(低温調理・パン)

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の四つ目はスチーム機能です。

これはオーブンレンジ内に水をセットして庫内に蒸気を発生させる機能で、このスチーム機能によってスチーム料理が可能になります。

また低温調理は、ビーフジャーキーのようにオーブンの焼成で行うものもありますが、鶏ハムのようにスチーム機能で調理するものも多いです。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジはスチーム機能は必須です。

スチーム発酵機能(低温調理・パン)

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の五つ目はスチーム発酵機能です。

パン作りで発酵は難しい工程ですが、オーブンレンジにスチーム発酵機能があればかなり楽になりますよ。

オーブンレンジの庫内は乾燥しがちなので、オーブンレンジで発酵するときに一番難しいのは乾燥対策になります。

スチーム発酵機能があれば、乾燥しているときはその機能を使えばよいので簡単です。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジはスチーム発酵機能があるものをおすすめします。

加熱水蒸気機能(低温調理・パン)

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の六つ目は加熱水蒸気機能です。

加熱水蒸気機能とは、水蒸気を100℃以上に熱してその熱で食材を調理する機能をいいます。

加熱水蒸気オーブンレンジはしっとりと美味しい仕上がりにしたいお料理には必須ですし、余分な塩分や油分も落ちるのでとてもヘルシーなお料理ができるのです。

加熱水蒸気オーブンレンジには次の二つのタイプがあります。

上記１の加熱水蒸気だけで料理できるオーブンレンジの方がより美味しいお料理ができます。

ただ、難点はお値段がお高いのです。

どちらを選ぶかは、ご予算やこだわりに応じてでよいと思いますよ。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジは加熱水蒸気機能のあるオーブンレンジを選びましょう。

お手入れ機能（低温調理・パン）

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の七つ目はお手入れ機能になります。

オーブンレンジは使い終わったらすぐにお掃除をするのが理想のお手入れです。

オーブンレンジの庫内を綺麗にしておけば次に使うときに匂い移りもなく、美味しいお料理ができます。

お手入れ機能があるオーブンレンジなら、汚れを浮かせてくれるのでさっと拭くだけでOKなので簡単ですよ。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジはお手入れ機能があるものをおすすめします。

オートメニュー(低温調理・パン)

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの選び方の八つ目はオートメニューです。

オートメニューは、メニューに合わせて最適な温度と時間をあらかじめオーブンレンジに自動で設定されているものをいいます。

そうですね、食材によって最適な温度が違いますので、オートメニューがあると簡単で安心です。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジは作りたい低温調理のオートメニューがあるものを選びましょう。

最低温度（低温調理）

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの続いての選び方は焼成とスチームの最低温度です。

食肉の低温調理は調理する温度が高いと低温調理のメリットがなくなってしまいますし、逆に温度が低いと食中毒の危険性が高まってしまいます。

厚生労働省では、中心温度を63℃30分、または75℃1分で加熱するという食肉製品の殺菌条件を提示しています。

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジは、焼成またはスチーム料理の最低温度が60℃前後で設定できると良いですね。

焼成最高温度（パン）

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジの次の選び方は焼成最高温度です。

低温調理にオーブンレンジの最高温度は関係ありませんが、パン作りにおいて焼成最高温度は非常に大切になってきます。

焼成最高温度はどのようなパンを作るかによってかなり差がありますが目安は次の通りです。

ハード系のパンに関しては実際の焼成温度よりも50℃上げて予熱が必要なパンがあります。

よって350℃まで設定できるオーブンレンジが理想です。

低温調理もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジ

低温調理もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジは次の３機種になります。

上記3機種に共通している特徴は以下の通りです。

3機種の相違点は①サイズ②最低温度と最高温度③価格でこのうち各機種の温度を比較すると次の通りになります。

	オーブン焼成温度	スチーム温度
①Panasonic NE-BS8C	70～300℃	60~100℃
②TOSHIBA ER-YD5000	100~350℃	35~100℃
③Sharp AX-LSX3A	65~300℃	65~100℃

低温調理もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジは次の通りです。

Panasonic NE-BS8C

低温調理もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジの一つ目はPanasonic NE-BS8Cです。

Panasonic NE-BS8Cの焼成温度は70～300℃、スチーム料理は60~100℃に設定できます。

スチーム料理は食肉の低温調理のおすすめ温度63℃をクリアしています。

また、加熱水蒸気機能でソフト系パンは十分美味しく焼け、最高焼成温度は300℃ですのでハード系パンも焼ける温度です。

低温調理のオートメニューとして内臓されているのは、

があります。

Panasonic NE-BS8Cは美味しい低温調理とソフト系パンができて、ハード系パンも焼けるお手頃価格のオーブンレンジをお探しの方におすすめです。

TOSHIBA ER-YD5000

低温調理もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジの二つ目はTOSHIBA ER-YD5000です。

TOSHIBA ER-YD5000の焼成温度は100~350℃、スチーム料理は35~100℃に設定できます。

こちらのオーブンもスチーム料理では、食肉の低温調理のおすすめ温度63℃をクリアしています。

加熱水蒸気機能でソフト系パンはとても美味しく焼けるんです。

更にオーブンの焼成温度は理想の最高350℃まで設定できますので、Panasonic NE-BS8CやSharp AX-LSX3Aと比べて抜群に美味しいハード系のパンが焼けますよ。

また低温調理のオートメニューとして内臓されているのは

があります。

TOSHIBA ER-YD5000は、多少お値段が高くても美味しい低温調理がでてきて、抜群に美味しいパン(ソフト系・ハード系）が焼けるオーブンレンジをお探しの方におすすめします。

Sharp AX-LSX3A

低温調理もパンも美味しくできるおすすめのオーブンレンジの三つ目はSharp AX-LSX3Aです。

こちらのオーブンレンジの焼成温度は65~300℃、スチーム料理は65~100℃に設定できます。

最低温度が65℃ですので、食肉の低温調理のおすすめ温度63℃には2℃高いです。

でもこのオーブンレンジは加熱水蒸気の熱だけで調理ができるウォーターオーブンでワンランク上のオーブンレンジです。

よってヒーターの熱を利用しない分、お料理全般が他の加熱水蒸気オーブンレンジより美味しく調理でき、特に美味しいソフト系のパンが焼けますよ。

また、最高焼成温度は300℃ですのでハード系のパンも焼ける温度です。

低温調理のオートメニューとして内臓されているのは

があります。

Sharp AX-LSX3Aは、お値段は高くても人気のウォーターオーブンでとても美味しい調理全般とソフト系のパンを作り、ハード系パンも焼きたい方におすすめです。

低温調理を美味しく作るには温度が大事

低温調理もパンも美味しくできるオーブンレンジを見てきました。

私のイチオシはPanasonic NE-BS8Cです。

このオーブンレンジの最低温度は、焼成温度では70℃、スチーム料理では60℃に設定できるので美味しい低温調理が可能になります。

また加熱水蒸気機能でソフト系パンはフワフワに膨らみ、最高温度が300℃に上がるのでハード系パンも焼けます。
低温調理ができるオーブンレンジは高価なものが多いですが、Panasonic NE-BS8Cは低温調理ができるオーブンレンジの中でお手頃価格なのでおすすめです。