パン作りで失敗しない計量方法|ミスの原因と防止策をご紹介

こちらの記事ではパン作りのための計量方法についてお伝えします。

パン作りの材料の計量は実はとてもミスしやすいのです。

特に塩とイーストは微量を計らなければならず、しかもそれらの材料は0.5g違うだけで仕上がりが大きく変わってしまいます。

そしてパン作りの材料の計量ミスはリカバリーがとても難しいのです。

実はわたしも何度か計量ミスしたことがありますよ

まりな先生
まりな先生

計量で失敗したくない方のためにパン作り歴27年自宅でパン教室を主宰して17年の講師の私が、絶対にミスしない計量法をご紹介いたしますね。

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目次

パン作りの計量でよくある失敗例

パン作りの計量ミスにはいくつかのパターンがあります。
計量によくある失敗例を見てみましょう。

計量に失敗された方は、上記のどれかに当てはまるのではないでしょうか?

では、一つずつ詳しく説明をしていきますね。

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小麦粉の種類を間違えた

パン作りの計量のよくある失敗例の1つ目は、小麦粉の種類を間違えたです。

小麦粉には、強力粉・準強力粉・強力粉の3種類があります。

パン作りには使うのは強力粉または準強力粉です。

パン作りの材料を計量するときに、うっかりと薄力粉を計量してしまったことがありませんでしたか?

薄力粉も強力粉も同じメーカーでそろえるとパッケージが似ていますからね。

そして強力粉も薄力粉も見た目はほぼ同じです。

上の写真は左が薄力粉、右が強力粉です。

握ってみると違いが判るのですが、見た目はほとんど変わりがありません。

小麦粉の種類を間違えやすいのも当然なのです。

私も、パン作り初心者の頃その失敗をしたことがあります

まりな先生
まりな先生

薄力粉でパンを作るとどうなるか?

一応パンにはなります。

パンにはなりますが強力粉で作るときのようには膨らまず、横に広がった仕上がりになってしまいます。

パン作りの材料の計量をするときに、小麦粉の種類を確認しましょう。

YUKAさん
YUKAさん

やってしまいました!薄力粉をこねちゃいました!

ピザにしましょう、ピザに

まりな先生
まりな先生
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誤差が大きすぎた

パン作りの計量のよくある失敗例の2つ目は誤差が大きすぎたです。

計量した材料の誤差が大きすぎると、パンが美味しく焼きあがらないことがあります。

誤差が大きいケースとしてよくあるパターンは次の通りです。

材  量    ミ ス 発酵や成形の状態パンの仕上がり             
イースト過多発酵が早いイースト臭が残りパサつくのが早い
過少発酵が遅いパンが小さめで固くなりやすい
過多発酵が遅い パンのふくらみが悪く塩味が強い
過少発酵が早いパンは膨らむが味が悪い
砂糖過多発酵が遅い焼いたとき焦げやすい
過少発酵が若干遅い          焼いたとき色づきにくい
小麦粉過多パン生地が固くなって成形しにくい固いパンになる
過少パン生地がべたついて成形しにくい柔らかめのパンになる
過多パン生地がべたついて成形しにくい柔らかめのパンになる
過少パン生地が固くて成形しにくい固めのパンになる

誤差が大きすぎる原因として考えられるのは、計量する道具に起因することが多いようです。

YUKAさん
YUKAさん

同じレシピなのに塩味が強い日があるんです・・・

YUKAさん、計量スプーン使ってるでしょ

まりな先生
まりな先生

計量カップや計量スプーンでの計量は、誤差が大きすぎてしまいます。

また小麦粉の袋をトントントンとテーブルに軽く落とすようにしてみると、重さは変わらなくても小麦粉のカサは減っていきます。

小麦粉の粒子と粒子の間の空気の含有量が減るためです。

従って同じ1カップを計っても、小麦粉の状態によって重さが変わります。

また、ドライイーストや塩を計るとき、計量スプーンを使用すると誤差が生じます。

上の写真は実際に計量スプーンでドライイーストを計量したものです。

左側はすりきりをしないで計量して4.1g

右側はすりきりをして計量して2.7g。

同じ小さじ1でも、計り方によっては1g以上の差が生じてしまいます。

パン作りにおいてはこのイーストや塩の1gの相違がパンの出来栄えと味を大きく変動させるのです。

材料を入れ忘れた

パン作りの計量のよくある失敗例の3つ目は、材料を入れ忘れたです。

そのパターンとして次のものがあります。

入れ忘れた材料パンの状態
イーストパンが膨らまない
焼き上がったパンはまずくて食べられない
砂糖甘味が無いだけでなく、発酵状態も色付きもよくない
スキムミルクパンの色付きが悪く、パンが固くなりやすい
バタークラスト(パンの外側)が厚く固くなるのが早い

特にイーストと塩の入れ忘れは最悪ですよ

まりな先生
まりな先生

分量を間違えた

パン作りの計量のよくある失敗例の4つ目は、分量を間違えたです。

YUKAさん
YUKAさん

いつものレシピなのにベタベタの生地になっちゃいました

粉か水分か、どちらかの計量を間違えましたね・・・

まりな先生
まりな先生

分量の計り間違えは、レシピの読み間違えや計りはじめのスケールが0になっていなかった、などによって生じます。

計量する前に計りの目盛りは必ず0にしてくださいね。

それを心掛けるだけで計量ミスはかなり減りますよ。

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ミスしないパン作りの計量方法

では、どうすれば失敗のない計量をすることができるのか?

今までの数々の失敗から辿り着いたミスしないパン作りの計量方法は次の通りです。

このようにミスの原因を取り除いた方法で計量をしましょう。

パッケージの確認

ミスしないパン作りの計量方法の1つ目は、パッケージの確認です。

パンの材料を計量する前に薄力粉か強力粉かしっかりと確認しましょう。

薄力粉と強力粉を同じメーカーのものを買う場合、パッケージが似ていて間違えやすいのです。

正しいと思い込んでいるので計量中には、なかなか間違いに気が付きません。

また、薄力粉も強力粉も見た目は同じ白い粉です。

YUKAさん
YUKAさん

パッケージの確認・・・
そんな簡単なこと!?

実はよくあるミスなんです

まりな先生
まりな先生

私は自分が間違えてからは、計量する前に必ずパッケージを確認しています。

計量した小麦粉が強力粉か薄力粉かわからなくなってしまったとき

小麦粉をタッパーのようなものに移して使う方もいらっしゃると思います。

計量の時に、薄力粉か強力粉かわからなくなってしまったとき、区別する方法があります。

その小麦粉を手に取ってぎゅっと握ってから手のひらを開いてみます。

薄力粉は握った指の跡がある程度固まった状態で残ります↑。

一方、強力粉は固まらず形が残らずさらさらと崩れます↑。

上の写真では、向かって右側が薄力粉、向かって左側が強力粉です。

明らかに指の跡の残り具合が違うのがわかります。

小麦粉の種類がわからなくなった時は、手のひらにとって握ってみましょう。

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デジタルのキッチンスケールで計量

ミスしないパン作りの計量方法の2つ目は、デジタルキッチンスケールでの計量です。

パン作りの材料を計量するときは、0.1g単位で計れるデジタルのキッチンスケールを使うのがベストです。

計量カップや計量スプーンでの計量は誤差が大きすぎてしまいます。

よくある質問

Q. パンの発酵が早かったり遅かったり、安定しません。

A. 計量スプーンでイーストを計っていませんか?

計量スプーンでは計り方によって1gくらいの誤差が生じて発酵のスピードが変わってしまいます。

種類ごとに専用トレイの使用

ミスしないパン作りの計量方法の3つ目は、種類ごとに専用トレイを使用することです。

パン作りに使う主な材料は小麦粉・イースト・塩・砂糖・スキムミルク・油脂・水等です。

それぞれ専用のトレイを用意して計量をします。

YUKAさん
YUKAさん

材料ごとにトレイを用意するのですか!?

計り忘れが絶対になくなりますよ

まりな先生
まりな先生

私はかつて専用トレイを使わずに、一つの容器にドンドン材料を足しながら計量していました。

が、その方法では、塩を入れたかしら?砂糖はどうだったしら?と思っても見た目ではわからなくなってしまうのです。

そんなミスをなくすために、トレイを種類ごとに用意してから材料を計量しましょう。

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ビニール袋に粉類をまとめて最終チェック

ミスしないパン作りの計量方法の3つ目は、ビニール袋に粉類をまとめて最終チェック、です。

「粉類は絶対に正しい計量をした」とミスのない計量をしたことを確信するための確認です。

ビニール袋に材料のうち粉類の種類と計量すべきg、そしてそれら粉類の総重量を計算して前もってマジックで記入しておきます。

パン作りの計量方法 ビニール袋に材料名と重さg数を書いたもの

そしてこのビニール袋に、専用トレイにさきほど計った材料(粉類のみ)を再度、分量を確認しながらどんどん入れていきます。

例えば、インスタントドライイースト2g、塩は4g、砂糖は15g・・・などとひとつづつ確認するのです。要はすべての粉類を2回計ることになります。

そして最後に総重量が予定されている重さと同じであれば完璧です!

YUKAさん
YUKAさん

パンの計量ってそんなに
大切なものなのですね!?

パンの計量ミスはお料理と違ってリカバリーができないので
とても大切なんですよ!

まりな先生
まりな先生

よくある質問

Q. ビニール袋のまとめて最終チェクまでする必要がありますか?

A. この方法には計量ミス予防の他にも次の利点があるのです。

  1. ビニール袋の口をしっかり持って振り中身を攪拌しておけば、スキムミルクがダマになるのを防げる
  2. 粉類の計量に絶対の自信が持てる
    もし、その後に水の計量を間違えたときに「水を間違えた!」とミスを特定できリカバリーできる
  3. 急用でパン作りを中断したとき、ビニール袋に粉類を入れたまま冷蔵庫で保管できる

計量が終わりましたら、生地こね、そして一次発酵の工程へ進みましょう↓

パン作りこね方の基本とコツ│初心者がパン生地を作る注意点

パン作り一次発酵|簡単にできる8つの方法と時間・温度の目安

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正しい計量がパン作り成功の鍵

パン作りはとても楽しいものですが、材料の計量を楽しめる人はほとんどいないかと思います。

けれど、正しい計量にこそパン作り成功の鍵があると言っても過言ではありません。

そして正しい計量をするには、よくある失敗例を知りその対策を取った方法でミスのない計量することが肝心です。

計量ミスの原因とその対策は次の通りです。

  1. 小麦粉の種類の間違え:パッケージを確認
  2. 誤差:デジタルキッチンスケールで計量
  3. 材料を入れ忘れ:種類ごとに専用トレイの使用
  4. 分量の間違え:ビニール袋に粉類をまとめて最終チェック

この方法で、ミスのない計量をしてパン作りを楽しみましょう。

計量が終わったらいよいよパン生地をこねますよ↓

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この記事を書いた人

パン作り歴26年、自宅サロンでパン教室を開いて16年。
生徒さんからの質問に丁寧にお答えします。
ル・コルドンブルー パン上級デュプロム取得。

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